資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応
– Action to Implement Management that is
Cost of Capital-Conscious and Stock Price –
現状認識
当社のROEは直近5期実績平均で33%、前年度末で37%であります。
この数値は東証プライム市場上場企業の平均値9%や目標値である8%※1を大きく上回り、かつ想定する当社の株主資本コストを十分に上回る水準で推移しております。
また、ROEは30%超を継続していながら、株価の低迷を課題と認識しております。
この数値は東証プライム市場上場企業の平均値9%や目標値である8%※1を大きく上回り、かつ想定する当社の株主資本コストを十分に上回る水準で推移しております。
また、ROEは30%超を継続していながら、株価の低迷を課題と認識しております。
ROE
※1 参照元:「持続的成長への競争力とインセンティブ ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト (伊藤レポート)
取組方針
株価の向上
「事業成長」により、継続的な収益の拡大に尽力するとともに、営業力の強化およびパートナー戦略による業績拡大を進めてまいります。「IR の充実」として、IR/PRコンテンツの拡充及び市場とのコミュニケーションに注力してまいります。また、「株主還元」として配当の拡大と自社株取得等を進めてまいります。
2023年6月期 | 2027年6月期 | ||
経営目標 | 売上高 | 127億円 | 250億円 |
経常利益(率) | 22億円(18%) | 43億円(17%) | |
ROE | 37% | 30%以上 | |
ROA※ | 12% | 15%以上 | |
※非通信インフラ事業除く |
【事業成長】
ビジネスユース事業領域の強化、ホームユース事業領域の進化と拡大基調を継続し、かつ非インフラ通信事業を含めた各事業のシナジー効果を探索し、2027年6月期の売上高250億円、経常利益43億円を目指してまいります。
◆中期経営計画
【IRの充実】
コンテンツの拡充及び市場とのコミュニケーションを重視し、以下の施策に取り組んでまいります。
- オンライン決算説明、事業内容の説明等動画コンテンツの配信
- ESG/SDGs/気候変動を含めたサステナビリティへの取り組みについての情報開示
- 英文開示の充実による海外投資家における会社情報へのアクセスの改善
- 継続的な機関投資家および個人投資家への決算説明会の開催
- 機関投資家との定期的な1on1ミーティングの実施
【株主還元】
事業成長および株価水準に対応して配当の拡大と自社株取得等を進めてまいります。
配当状況 | |
2019年 6月期 |
0.00円/株 |
2020年 6月期 |
3.50円/株 |
2021年 6月期 |
4.00円/株 |
2022年 6月期 |
4.50円/株 |
2023年 6月期 |
10.00円/株 |
自社株取得実績 | |
2020年 3月 |
上限1億円 (111,400株取得) |
2021年 12月 |
上限1億円 (88,000株取得) |
2023年 3月~8月 |
上限1億円 (74,400株取得) |
2023年 11月 |
上限1億円 (89,600株取得) |