法人様向けニューノーマルIPv6をリーズナブルに提供します
株式会社ファイバーゲートと、ファイバーゲートの子会社である株式会社BizGenesisは、法人様向けに通信速度を改善するIPv6によるインターネット接続サービスを開始しました。
当サービスは、すでにファイバーゲートで活用している通信帯域の一部を法人様向けに提供することで、市場価格と比較して廉価で提供することが可能であるとともに、通信資源の有効活用という「デジタルエコロジー」に寄与いたします。
インターネットの速度低下にお困りの企業様やリモートワークでのセキュリティに不安のある企業様などを対象に、IPv6への移行をリーズナブルな価格でご提供します。
サービス提供の背景
ファイバーゲートでは、IPv6通信帯域を主に同社で提供しているレジデンスWi-Fiサービス向けに利用しています。
集合住宅向けの利用のため、日中はトラフィックが少ないため帯域が大幅に空いており、この部分を法人様向けに提供することで、通信資源の有効活用を図りデジタルエコロジーに寄与する事を目的としています。
既存の通信インフラの活用を最適化するソリューションですので、リーズナブルな価格での提供が可能となっております。
サービスの特徴
1.既存利用の帯域を活用するため、廉価なIPv6サービスを実現
既存利用の帯域を有効活用するため、市場価格と比較してリーズナブルな価格にてIPv6サービスを提供可能です。
2.ファイバーゲート独自の帯域コントロールで通信品質を改善
サービスの利用形態に応じた帯域の割り当てを自動的にコントロールする機能を有していますので、バックボーン帯域の効率的な活用と、通信品質の改善が可能です。
3.自社開発のIPv4 over IPv6通信ルーターであるFGN1300の同時提供が可能
ファイバーゲート独自開発のFGN1300は、IPv6(IPoE)/ IPv4 over IPv6通信に対応しておりますので、より快適な通信環境の構築を実現できます。
クアッドコアCPU 1.3GHzを搭載したハイスペック仕様、PoE受電対応のため電源工事が不要です。
4.IPv4の固定IPを1つ、標準で付与
クラウド時代には必須の固定IP付きですので、別途オプション契約などは必要ありません。
5.VPNルーターを使ってVPNを構築することも可能
VPNの構築も同時にご検討の企業様のご相談も承ります。
すでにお使いのルーターがIPv6対応であれば、設定変更のみで対応が可能です。なお、その場合の設定変更も承ります。(※1)
また、NTT東日本のフレッツ光クロス(最大10Gbps)のご利用も可能です。(※2)合わせて、光回線のプラン見直しによる通信費の削減に関するご案内も可能ですのでお気軽にご相談ください。
※1 既存ルーターの設定変更は、遠隔操作にて行います。すでに固定IPがある場合に限ります。
※2 光クロス対応のルーターを別途ご用意致します。
料金体系
初期費用 | 月額利用料 | |
---|---|---|
4回線以下 | 1,500円(税別)/ 1回線 | 3,900円(税別) |
5~9回線 | 3,850円(税別) | |
10~19回線 | 3,800円(税別) | |
20~29回線 | 3,700円(税別) | |
30回線~ | 別途お見積り |
契約期間は課金開始日より2年間(3年契約の場合は100円引き)。中途解約は、違約金対象です。
その他費用
- FGN1300
- 35,000円(税別)【販売】※1
- RTX830(VPNルーター)
- 65,000円(税別) ※1
- 既存ルーター設定変更
- 30,000円(税別) ※2
- VPNネットワーク構築
- 別途お見積り
※1 ルーターは設定費用込の価格です。
※2 既存ルーターの設定変更は、固定IPアドレスがある場合に限ります。相手方の営業時間外での遠隔操作による対応となります。
サービス主体と今後の展開
当サービスは、BizGenesisが提供元となりますので、BizGenesisとのご契約となります。
また、BizGenesisは、本サービスを直接営業による販売のみではなく販売代理店となるパートナー企業様を広く募集しています。IPv6 によるインターネット接続サービスは毎月の利用料が必要ですが、販売代理店様にはこの利用料からストック収入として積み上げて頂くためのインセンティブを継続的にお支払い致します。
IPv6通信の概要
1.IPv6とは
IPv6とは、Internet Protocol version 6の略で、これまで世界中で使われてきたIPv4の次世代通信規格です。
インターネットに接続するすべてのパソコンやスマートフォンなどには、IPアドレスが割り当てられます。この従来から割当られていたIPv4が枯渇するという問題がありましたが、これを解決するために誕生したのがIPv6です。IPv6では、割り当てられるIPアドレスの数が380澗(かん)個となり、IPv4のアドレス枯渇問題が解消されます。
国内では、携帯各社が提供するインターネット接続サービスでIPv6アドレスが標準的に利用されており、世界的にもコンテンツを供給するサーバー側のIPv6対応が進みつつあります。
(IPv6対応サイト:YouTube、Gmail、Facebookなど)
2.高速通信が可能な理由1 ~ IPoE
NTTのフレッツサービスと一般的なプロバイダとの組合せによる従来のインターネット通信(IPv4)は、PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)という通信方式です。これは、アナログ回線による通信をしていた時代から続くもので、フレッツ網とプロバイダの接続部分がボトルネックとなり、通信速度が低下しがちです。
これに対し、IPv6の場合はIPoE(IP over Ethernet)という通信方式で、PPPoEの場合にボトルネックとなるフレッツ網とプロバイダの接続部分を通ること無く、NTT東西のNGN網(次世代ネットワーク)と直接接続されるため、高速通信を実現しています。
3.高速通信が可能な理由2 ~ IPv4 over IPv6
ユーザー側がIPv6通信に対応しても、コンテンツを提供するサーバー側がIPv6に対応していなければ、通信は出来ません。しかし、本サービスではIPv4 over IPv6に対応し、IPv4のパケットをIPv6のパケットの中に包み込んで運ぶため、IPv4のコンテンツもIPv6の通信方式で快適に通信することが可能となっています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社BizGenesis
TEL:03-5733-5565
e-mail:info@bizgenesis.co.jp
お問い合わせ:BizGenesisお問合せページ(外部サイト)